■三年生三学期■

 三年生になってから、スプライトとロールバックに振り回されて、
パニックになっている人も多いと思うので、頭を休めるためにちょっと違ったことをやってみましょう。

 ↓のようにサイズにはマイナス値も使えます。

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 普通、画像のサイズを言うときは「幅×高さ」ですが、
ここでは「高さ:幅」の順になっているので注意してください。
縦(高さ)がマイナスだと縦回転、横(幅)がマイナスだと横回転になります。
 ↑の例は中心位置を画像の「中央」にしていますが、「左上」にすると扉のような動きになります。

 また、↓の通常画面をスプライトの中に入れて…、



…そのスプライトをメイン編集画面で右から左に動かすと↓こんな風になります。


 文字の画像だと元の形を知っているだけに、どのように変形させ、どう動かしているかがよく判ると思います。
 イラスト画像だと、何が本来の形か知る術がありません。
 当小学校を卒業してイラスト画像を使ってアニメーションを作る際にも、
まず文字画像でシミュレーションしてみるといいかもしれません。↓



◎プロジェクトファイルsample33_1.pfl


 では、hanabi.pflを開いてください。
まず、ファイルリストのID0020にスプライトを作り、「夏花火」と名づけます。
 次にイベントリストのメイン編集画面をすべて反転させ、右クリックで切り取りします
それを、スプライト「夏花火」の編集画面に貼り付けます。
 スプライト「昼と夜」のような状態になったわけです。

 空になったメイン編集画面に戻り、例によって「画像消去:対象0」を入れ、
続いて「title」というラベルを作ります。
 ファイルリストにID0008を三つ複製し、
IDテキストチェックボックス
ID0021太字のチェックを外す
ID0022口(くち)太字のまま
ID0023太字のチェックを外す

と、変更します。
 それらを、今までに説明した方法を使って、自由に演出します。


 ちなみに↑のサンプルのイベントリストは↓のようになっています。
 「画像消去:対象ALL」と「アクション 停止」も追加することを忘れないでください。



 各テキストの中心位置を中央にするか左上にするかは、用途によって決めてください。

 今までは通常画面で動かし、その直後に正しい固定画面を入れてきましたが、
今回は固定画面を最初に配置し、その直前に通常画面をそれに向かって動かしました。
 レイアウトが必要な場合は、その方が作業が簡単です。

 次にイベントリストの「画像消去:対象ALL」の後ろにID0001とID0002を固定画面で深度-1と-2に置き、
画面いっぱいになるように調節し、
輝度・不透明度を好みで調節します。
 背景色として使おうとゆうわけです。



 サンプルでは↓のように●と■を拡大して配置してみました。



 次にイベントリストの最下列に、「menu」というラベルを作ります。
 背景に使った■=テキスト0001をボタンにし、ラベルmenuに飛ぶように設定します。

 ラベルmenuの上の「アクション 停止」を「アクション ラベルにジャンプ title」に変更します。
 その上に「アクション 何もしない」を10フレーム入れます。
タイトルが何回も繰り返されるようになりました。

 ここから、一気に作業が増えます。
ラベルmenuの下に↓のようなイベントを追加します。



 テキスト0008はラベルhiruyoruに飛ぶボタン、
テキスト0019はラベルhanabiに飛ぶボタンにします。

予備知識:「ラベル」と「アクション 停止」の間には、数フレームカウントが必要です。

 ラベルmenuの場合、「アクション 何もしない」を5フレーム入れました。

 ラベルhiruyoruとhanabiの場合、スプライトを通常画面にし、そのフレームカウントを5にしました。
この場合は当たり前のことですが、スプライトの中の総フレーム数より小さく設定しなければなりません。
 スプライトのタイムラインは、ルートのタイムラインが停止しても動き続ける…とうことを思い出しましょう。

注意:スプライトを固定画面(フレイムカウント0)で深度0に置くと「アクション 画像消去 消去対象:ALL」では消すことができないことがあります。

 これで、ラベルtitleの大きな■ボタンで、ラベルmenuに飛び、
そのメニューから、ラベルhiruyoruとラベルhanabiに飛べるようになりました。

 次は、アクションスクリプト(以下、AS)と呼ばれるフラッシュ制作に必要な記述法を少しだけ勉強しましょう。
 スクリプトエディタを使ったASの編集は低中学年ではまだしませんが、
その前に必要になってくる記述法がいくつかあります。

 これまで、出来上がったものをプレビューしてみると、
タイトルからメニューに飛んで、さらに「昼と夜」か「夏花火」に飛べるようになっています。
 見終わると、スプライトの中のフレーム2に戻ります。

 これをルートのタイムラインのラベルmenuに飛ばすにはどうしたら、いいか考えてみてください。
今までの方法だけでは、無理です。
 そこで相対パスを指定する記述法が必要になってきます。

 それでは、スプライト「昼と夜」の編集画面に入り、
最下列にある「アクション フレームジャンプ 2」を↓のように変更してください。



 スプライトのタイムラインから、ルートのタイムラインにあるラベルへ飛ぶには、
このように「_root.」をラベル名の前に書き加えます。
 スプライト「夏花火」も同様に修正してください。

 プレビューしてみると、メニューを押した後に、再び「スタート」ボタンが出てくるのが、二度手間な感じがします。
スプライト「昼と夜」とスプライト「夏花火」の編集画面に入り、下の反転した部分を削除しましょう。



 更に、ラベルの直前に「アクション 何もしない」を10フレーム入れます。

 ここで、ひとつ疑問が湧きませんか。

 スプライトのタイムラインから、ルートのタイムラインに飛べたのだから、
逆にルートのタイムラインから、スプライトのタイムラインにも飛べるのでは?ということです。
 つまり、スプライト「昼と夜」の中のラベルhirumaに直接飛んでしまえばいいのでは?…という疑問です。

 でも、考えてみてください。
スプライト「昼と夜」は単にルートの深度0に置かれているだけです。
 ルートのタイムラインでは、そのスプライト「昼と夜」だけを表示するために、
深度0以外の深度の画像を直前で消去しています。
 つまり、スプライトのタイムラインを表示しているように見せているだけで、
実際には、ルートのタイムラインでそのスプライトだけを表示させている…というわけなのです。

 ですから、わざわざルートのタイムラインにラベルを作り、そこにそのスプライトだけを置いたのでした。

ということで、ルートのタイムラインから、スプライトのタイムラインには飛べません。

 たとえ、スプライト「昼と夜」をラベルhirumaから再生させることができても、
それではラベルhirumaに飛んだことにはならないということも判るはずです。

 ここまでのサンプルのフラッシュです↓


◎プロジェクトファイルsample33_2.pfl


 三年生の過程はこれで終了です。
 四年生に進級してください。

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