■一年生三学期■

 二学期で保存しておいたstudy.pflを開いてください。(以降この説明は省略)
今度は、雲に見立てた▲を動かしてみましょう。
 しかし、困った問題があります。
 フレームカウントが0の固定画面なら、同じフレームに深度を替えていくつも画像を置くことができますが、
動かせる通常画面はフレームカウントを使ってしまうため、
同じフレームには通常画面を二つ以上置くことができないのです。

予備知識:深度は-256〜0〜256の間で指定ができます。

 それを解決する方法は2通りあります。
 深度1と深度3にそのふたつのやり方で、それぞれ雲に見立てた▲を動かしてみることにします。

◎深度1の雲◎
 スプライトという方法を使ってみます。
まず、ファイルリストで右クリックし、アイテムを追加⇒スプライトを選択します。

 ID0006に「スプライト(1)」というのができるはずです。
 それと共に立ち上がる「ファイルのプロパティ」のスプライト名を
『流れ雲』に書き換えてOKをクリックしてください。(以降、OKの説明は省略)

 その「流れ雲」=ID0006を反転させると、プレビューペインに「スプライトを編集」というボタンが現れますので、
それをクリックしてください。

 また、↓の「フレーム カウント 種別 深度 イベント」と書かれている灰色の部分で
右クリックして選択することもできます。
 スプライト編集画面から、元に戻したいときは(メイン)を選択します。
 灰色(ピンク)の部分をダブルクリックしてもメイン編集画面に戻ることができます。
 メイン編集画面のフレームはルートのタイムラインと呼ばれています。



 「スプライトを編集」ボタンをクリックすると、イベントリストの灰色の部分がピンク色になり、
スプライトと呼ばれる独立したタイムラインの編集ができるようになります。


 スプライトは固定画面としてルートのタイムラインに置くことができるので、
ルートのタイムラインの通常画面と合わせて同時に動かすことができるという仕組みです。

 それでは、スプライト「流れ雲」のタイムラインに、雲に見立てた▲=ID0003を置いてみましょう。
 ファイルリストで指定して右クリックしイベントに追加するやり方は、ルートのタイムラインと同じです。(以降この説明は省略)
 イベントのプロパティを↓のように変更してください。



 でき上がったら、ピンク色の部分をダブルクリックしメイン編集画面に戻ります。
 スプライト編集画面はパラフラ本体で作業をするので、「OK」や「適用」はありません。

 次に、イベントリストのフレーム31を反転させ、
ファイルリストのスプライト「流れ雲」=ID0006をイベントとして追加します。
 イベントのプロパティは、「フレームカウントを0」「深度を1」に変更します。

予備知識:スプライトの大きさは、自動でメイン画面と同じになっています。


 太陽が昇って水平に動き出したタイミングにスプライト「流れ雲」を入れたことを↑から読み取ってください。

 さあ、プレビューしてみましょう。
 ルートのタイムラインを停止させた後も、スプライトの中のタイムラインは動き続けていることが確認されるでしょう。
 ルートのタイムラインにフレームカウント0で置いても、スプライトは動画として再生されるのです。
 スプライトの中で停止をさせないと、スプライト内のフレーム1に戻って、いつまでも繰り返し再生されます。
 ここでは、スプライトそのものを消すことによって、止めてみます。
 ルートのタイムラインのフレーム91を反転させ右クリック、アクションを挿入します。
 未定義のイベントをダブルクリックし、イベントのプロパティを表示させ、↓のように変更します。


 消去対象は、IDではなく深度で指定します。
 今回の場合は、6(=0006)ではなく1ということになります。
 プレビューすると、ちょうど二回右から左に動いたところで、消えたことが解ります。

◎深度3の雲◎
 ロールバックという方法を使ってみます。
 フレーム91を反転させ、アクションを挿入します。
 未定義のイベントを↓のように変更します。


 ロールバックは、「巻き戻し」という意味ではなく、
「経過してしまったタイムラインを改めて遡って指定し、そこにイベントを置くことができる」
という意味で捉えたほうが誤解がないでしょう。

 ロールバックの下の「画像の消去イベント」のフレームが41になっていることを確認してください。
 そこを反転させ、雲に見立てた▲=ID0003を置きます。
 プロパティは↓のように変更させてください



 プレビューしてみると、ロールバックが-50なのに対してフレームカウントを15しか使っていないので、
差し引き35だけ早く終わってしまうことが判ります。
 そこで、フレーム56にフレームカウント35分の空きを作らなくてはなりません。
 フレーム56を反転させ、アクションを挿入します。
 未定義のイベントを↓のように変更します。


 ここまでのイベントリストは↓のようになっています。


 プレビューしてみましょう。
 ↓のようになっているはずです。


◎プロジェクトファイルsample13_1.pfl


 画像を同時に動かす方法は、今の段階ではスプライトでもロールバックどちらでもいいですが、
なるべくならスプライトを利用し、ロールバックは↓のようにエフェクトとして使うことを推奨します。



◎プロジェクトファイルsample13_2.pfl

↑のファイルは、3年生の授業で使いますのでダウンロードしておいてください。


まとめ:スプライトとロールバックの違い

スプライト 同じフレームに通常画面Aとスプライトにした固定画面Bを置くことによってAとBを一緒に動かします。

ロールバック 通常画面Aが置かれた同じフレームを再び指定して通常画面Bを置くことによってAとBを一緒に動かします。
 実際には、「通常画面Aが使っている最中のフレーム」も指定できます。

 一年生の過程はこれで終了です。
 二年生に進級してください。

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