■一年生一学期■

 parafla.exeを実行すると↓のような画面が開きます。


 「メイン編集画面」とも呼ばれていますが、
当小学校ではこれを直接パラフラと呼ぶことにします。(後ろに「本体」を付けることもあります)
 1の枠をファイルリスト、2の枠をイベントリスト、3の枠をプレビューペインと呼びます。

 また、スクリプトエディタという画面も開いていると思いますが、


低学年のうちは使わないので、左上の『<<』をクリックしてパラフラ本体にくっつけてしまいましょう。
 するとイベントリストが狭くなりますので、スクリプトエディタの上辺をドラッグして一番下まで持って行きます。
 くっつけておかないと、編集画面が多くなり作業がややこしくなります。

 名称を覚えたところで早速、パラフラで作業してみましょう。

 まずファイルリストで右クリックし、アイテムを追加⇒テキストを選択しましょう。


↑みたいな画面が立ち上がるはずです。
 これをファイルのプロパティ編集画面と呼びます。

 それでは次に、テキストボックスに『■』という文字記号を書きます。
 そして、上からRGBと書いてあるスライダーのBを右いっぱい255にすると、
その右の黒かった枠の中が青に変わります。
これは、■という文字をフラッシュ上で青く表示させるという意味です。
 次に『_ゴシック』となっているところをプルダウンし、
『MS Pゴシック』を選び、配置を『中央』にし、↓のようになったら『OK』をクリックします。


 これで青い■がID0001として、フラッシュで使えるようになりました。

 『MS Pゴシック』という名前のフォントが無い場合は、
先頭にアンダーバー『_』が付いていない日本語フォントを選んでください。
 詳しい説明は省きますが、『_』が付いているフォントはテキスト専用で画像として使うには制限があります。



 ファイルリストに追加されたばかりのその紺色に反転しているところを右クリックし、イベントに追加を選択します。
 イベントリストにテキスト0001として加えられ、フラッシュに組み込まれました。

 イベントリストではファイルリストのID0001を何度でも使うことができるので単にID0001とは呼ばず、 置かれたフレームの値と共に「フレーム1のテキスト0001」という呼び方をします。


 それでは、パラフラ左上のプレピュー⇒プレビューウインドウを指定してみましょう。
↓のようなプレビュー画面が立ち上がります。



 確認したら、プレピュー画面を閉じ、
今までにやってきたことと同じ要領で、ファイルリストに追加しましょう。

IDテキストチェックボックス
ID0001青(Bが255)
ID0002赤(Rが255)
ID0003灰色(RGBすべて220)
ID0004黄色(RとGが255)
ID0005緑(Gが150)「太字」にチェック

 フォントは「MS Pゴシック」、配置は「中央」です。

 IDは自動で若い数字に割り振られますので、順番通りに追加すればIDはいじる必要はありません。

 これで、文字を画像として使う準備が整いました。

 さて、これからの作業をしやすくするために、
パラフラの左上のファイル⇒詳細設定⇒ファイルのプロパティをダブルクリックで開く
にチェックを入れておきましょう。


 ここにチェックを入れている場合は、
ファイルリストの■をダブルクリックしたとき、ファイルのプロパティ画面が開き、
■の色や大きさを変えたり編集することができます。

 また、チェックを外している場合は、
ファイルリストの■をダブルクリックしたとき、■をイベントリストの反転している上の列に加えることができます。

 間違ってイベントリストに加えないためにも、当小学校では前者を推奨しますが、
卒業後どちらを選ぶかは使い勝手を考慮して個人で決めてください。

 作業ファイルは『プロジェトファイル』と呼ばれていて、パラフラの拡張子は.pflです。
 プロジェトファイルと呼ぶのはパラフラに限りませんが、
当小学校でプロジェトファイルと言ったら.pflのことです。

 では、パラフラの左上のファイル⇒名前を付けて保存で、
ここまでのプロジェトファイルを任意の場所に保存してください。
 名前は説明の都合上study.pflとしてください。
 保存場所として最初に開くのは、パラフラ本体があるところですので、
始めのうちはそこに保存することをお勧めします。

ここまでのプロジェクトファイルのサンプルは↓で右クリックして、
対象をファイルに保存できます。

◎プロジェクトファイルsample11.pfl

 自分が作ったのと見比べたい人は、ご利用ください。
 また、この時点に立ち戻って復習をしたい時にも便利です。

 ↓のフラッシュは真似する必要はありませんが、参考のために見てください。
ID0001に続けて、ID0005までをイベントリストに追加したものです。


 もしこれが文字や記号ではなく、動きを少しずつ変えた漫画ならどうなるでしょう。
パラパラ漫画…さらにはアニメになるはずです。
 当小学校では、その作成手順の基礎と、更にはゲーム作成の初歩を授業します。

 一学期はこれで終了です。

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